税理士の皆様を対象に、中小企業経営者の銀行融資に関する質問、悩みに的確に対応できるスキルを養成する資格です。
顧問先は税理士に対して「税務はもちろんのこと、銀行融資のことも相談できるパートナー」といったイメージをもっています。
しかし現実には、専門的な知識をもっている税理士は少なく「頼りにならない」「相談できない」という不満も少なくありません。また誤ったアドバイスをされて、会社経営の方向性が大きく変わってしまったという事例もあります。こうした金融や融資の知識不足のために顧問契約を解除されてしまう税理士の方もいらっしゃいます。
この講座では、銀行融資に関する基本的な知識及び応用力を養成し、顧問先へ的確なアドバイスを行うことにより、顧問先との強い信頼関係や事業の繁栄はもとより、顧問先の獲得にもつなげることを目的としております。
本講座は、平成23年に開講し、多くの税理士・公認会計士・会計事務所職員の方が受講され、新たに平成29年より「実践編」を開設し、より「現場」での対応力を高める内容にしております。
多くの中小企業の経営者はこの悩みをお持ちです。
一方、銀行を取り巻く環境は、マイナス金利が導入され、これまでの融資スタンスのままでは銀行経営そのものが成り立たないとの声も上がってきております。フィンテック等のAI技術の進歩も銀行融資の現場に徐々に影響を与えてくることが予想されます。
そのなかで、中小企業に一番近い位置にいる会計事務所が「銀行融資」の正しい基礎知識と時代の変化による最新の知識をもつことは、何より顧問先の利益に繋がることになります。
昔ならば、税理士として「税務」の仕事だけに特化するだけで顧問先は獲得できました。しかし今や税理士間での競争が激化し、税務以外に何が出来るのか。という事が問われています。中小企業は銀行との付き合いもあり、日々銀行とのコミュニケーションも重要になってきます。
そこで毎月必ず接点のある税理士の仕事に財務・融資の指導という「付加価値」を加えることで、顧問先の獲得、顧問先との絆が強固な物になると考えております。
本講座により、税理士が中小企業経営者からの悩みをフロントで受けられるような金融・融資のスキルを顧問先に提供することは、社会的にも意義のある事と確信しております。
金融税理士アドバイザーとは、銀行と顧問先の円滑な取引関係を構築するため、財務・融資の知識、スキル向上を図り、銀行融資に関する的確なアドバイスを提供できる専門家です。
融資や財務に関連する業種は多く、銀行の他にも、証券、信用金庫、政府系融資機関などがあります。
とはいえ、銀行融資に関する専門的な知識をもっているのは、やはり銀行出身のコンサルタントです。銀行融資は、政府系融資機関や信用金庫からの融資とは少し異なり、個社ごとの財務内容や業種・経営者の資質や取引銀行の環境により、ケースバイケースで答えが異なってくるという部分がなかなか難しいところです。
つまり、基本的な知識だけで融資のアドバイスはなかなか難しく、その時点での経済環境等様々な要因を考慮したうえでのアドバイスが必要になります。
そのため税金の知識を持ち、顧問先との接点が多い税理士は、財務・融資の知識を身につけることにより、ビジネスチャンスが非常に大きい業種といえます。銀行としても融資がわかっている税理士の方が倒産リスクも低く、winwinの関係を築きやすいため、得意先企業を紹介したいと考えています。
ビジネスとしての観点からは以下のメリットがあります。
なお、受講生の皆様には、本講座で取得した知識をさらにレベルアップさせるために「経営サポート倶楽部」へのご入会をお勧めしております。
詳細につきましては、本サイトの「経営サポート倶楽部」をご覧ください。なお、「経営サポート倶楽部」のサービス内容等のお問い合わせは、運営会社の株式会社ゼイカイまでお問合せ頂くか、本サイトの「申し込み」欄でメールにてご連絡頂ければ、ご説明をさせて頂きます。
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